2025.5.16
所感
005 ウサギとカメ
所感
イソップ物語にある「ウサギとカメ」は、油断と過信が失敗を招き、地道な努力が最終的に成功をもたらすことを教える物語です。物語は、足の速さに自信を持つウサギが、のろまなカメをあざ笑い、競走を申し込むところから始まります。競走が始まると、ウサギはあっという間にカメを引き離し、途中で「カメが追いつくはずがない」と高を括り、居眠りをしてしまいます。一方、カメは自分のペースで、諦めずに一歩一歩着実に進み続けます。ウサギが目を覚ました時には、カメはすでにゴールラインを越えていました。この物語が教えてくれた教訓は、才能があっても努力を怠れば成功は遠のき、たとえ劣っていても粘り強く努力を続ければ目標を達成できるということです。
もしウサギが油断しなかったらどうなったか? 答えは明白です。ウサギは圧倒的な速さでカメを置き去りにし、間違いなく勝利を収めたでしょう。つまり、ウサギが気を抜かず、努力を怠らず、常に勝利にこだわることができれば、「常に勝ち続ける最強の存在」となり得たのです。
しかし、この物語を思い出すたびに、私はいつも考えてしまいます。それは、絶対に勝てるカメに挑むウサギのような存在にはなりたくない、ということです。私がカメを飼っているから、贔屓をしているわけではありませんが、このような性格の悪いウサギのようにはなりたくありません。では、カメになりたいか?それも違います。ウサギから馬鹿にされるようなカメにもなりたくないのです。むしろ、カメになるのであれば、ウサギに恐れられるカメになろうと努力するでしょう。つまり「勝負を挑みたくない存在」になろうと努めるはずです。
わたしの中で整理をつけるとすれば、
・気を抜かず努力を怠らない
・常に勝利にこだわる(自分に対して)
・勝負を挑みたくない存在になる
この3点をきちんと実行するということです。
実際にわたしが飼っているカメの名前は亀三郎、通称サブちゃんと言います。家に迎え入れ、約4年ほど経ちます。飼い始めた当初は小指サイズぐらいでしたが、いまでは手のひらサイズになりました。サブちゃんはたくさん食べて、たくさん寝ます。ウサギに勝負を挑まれても、サブちゃんは間違いなく反応すらしないでしょう。サブちゃんの考えていることは「たまにエビ食べたい」と「水はきれいな方がいい」ぐらいかもしれませんが、無邪気に成長するサブちゃんは本当にかわいいです。
山﨑覚太郎 2025/5/16